2011年10月31日月曜日

お米は全部大丈夫でした!

更新ご無沙汰してしまいました、皆さまお久しぶりです(^O^)/


10月3日から始まった今季の酒造りも、
今のところ順調に醸されております☆☆☆


先日お話しした通り(詳しくはコチラ)、

まずは、大豊作により持ち越し保管しておいた「平成22年度産自然米」を使って

仕込みをしていたその間に、


今年の新米・平成23年度産の「自社田米」と、

福島県内で4つ、県外で1つの合計5つの農業グループにお願いしています

「契約田米」の全ての玄米について放射能検査を行いました。


結果は・・・

全ての玄米で放射性物質  【検出せず】  でした!


さらにお約束通り、実際に仕込みに使う精米歩合まで精米した白米を、

検出限界が1ベクレル以下と精度が高い検査機関で再度検査した結果も・・・


放射性物質  【検出せず】 イコール 0  でした!


これで安心して仕込みを続けられます(^v^)

ご心配いただいている皆さま、どうか安心して下さい<(_ _)>


放射性物質の汚染がないことを確認した白米だけと、

同じく放射能汚染がない仕込水で全ての仕込みをし、

念には念を入れて、

出来上がった新酒や酒粕・米グルトなどの全ての製品について、

もう一度放射性物質の汚染がないことを検査したうえで、

自信を持って蔵から出荷いたします!






2011年10月3日月曜日

放射能に対する≪仁井田本家基準≫について

いよいよ10月に入りました(^v^)
日本酒の仕込みが始まります!

今季の仕込みは本日10月3日から、

まずは平成22年度産の自然米を使って酒母麹の洗米から始めます。


おかげ様で創業300年を迎え、平成22年度より原料米は全て自然米となり、

自社田以外の自然米は、全て契約栽培をお願いしています。


自然米の契約は、

農家さんもしくは農業グループさんごとに平年作を基準とした面積契約である為、

豊作の年には予定数量よりも多い自然米を引き受けることになります。

逆に不作の年には予定よりも少ない自然米しか確保できません(*_*)



昨年、平成22年度の東北地方は大豊作でしたので、

契約農家さんから引き受けた自然米の量は予定よりも2割ほど増えました!


そのため一部の自然米を保冷倉庫で保管しておきました。


そこで、

まずはこの保管してあった平成22年度産の自然米を精米して仕込みを始めます!


昨年の米ですし、がっちり保冷庫に囲ってありましたので、

放射能汚染の心配は全くないのですが、

念のため玄米と、精米した白米について放射能検査を行いました。


結果は・・・ 【検出せず】


同時に仕込水の検査も行い、やはり・・・ 【検出せず】

蔵内も0.07マイクロシーベルト/時と、

原発事故以前の数値と変わりないという事で、

「全く心配ない状態」だと私は思っています!


また、

平成22年度産の自然米を使って初期の仕込みをしている間に、

今年度の新米、平成23年度産の自然米について放射能汚染の検査を行います。

今年度は自社田以外に福島県内で4つ、県外で1つの、

合計5つの農業グループに契約栽培をお願いしていますので、

それぞれに玄米での検査を検査機関で行ってもらい、

その結果が 【検出せず】 だったものだけを精米いたします!

 
さらに、

実際に仕込みに使う精米歩合まで精米した白米を、

生産者ごと・品種ごと・精米歩合ごとに、

検出限界が1ベクレル以下と精度が高い検査機関で再度検査し、

【検出せず】

つまり放射性物質の汚染がないことを確認した白米だけを、

蔵に運び込みます。


この新米の白米を使って仕込み、

出来上がった新酒と酒粕について、

念には念を入れてもう一度上記と同等の検査機関で検査をし、

放射性物質の汚染がないお酒と酒粕だけを製品として出荷します。


放射能汚染がない白米だけを使用し、

出来上がったお酒も酒粕も放射能汚染がない事を確認してから、

初めてお客様に販売させて頂きますので、

どうか安心してお召し上がりください!

今まで同様、変わらぬご愛顧を心よりお願い申し上げます<(_ _)>