更新ご無沙汰してしまいました、皆さまお久しぶりです(^O^)/
10月3日から始まった今季の酒造りも、
今のところ順調に醸されております☆☆☆
先日お話しした通り(詳しくはコチラ)、
まずは、大豊作により持ち越し保管しておいた「平成22年度産自然米」を使って
仕込みをしていたその間に、
今年の新米・平成23年度産の「自社田米」と、
福島県内で4つ、県外で1つの合計5つの農業グループにお願いしています
「契約田米」の全ての玄米について放射能検査を行いました。
結果は・・・
全ての玄米で放射性物質 【検出せず】 でした!
さらにお約束通り、実際に仕込みに使う精米歩合まで精米した白米を、
検出限界が1ベクレル以下と精度が高い検査機関で再度検査した結果も・・・
放射性物質 【検出せず】 イコール 0 でした!
これで安心して仕込みを続けられます(^v^)
ご心配いただいている皆さま、どうか安心して下さい<(_ _)>
放射性物質の汚染がないことを確認した白米だけと、
同じく放射能汚染がない仕込水で全ての仕込みをし、
念には念を入れて、
出来上がった新酒や酒粕・米グルトなどの全ての製品について、
もう一度放射性物質の汚染がないことを検査したうえで、
地震があってから、もう自然酒が飲めないのかな…と思ったり、蔵の皆さんを心配していました。
返信削除良かった!
今海外赴任でしばらく飲めませんが、帰国の暁には沢山のみたいです。
フクシマの誇る美味しいお酒を、ますます広く発信してください!
☆匿名さん
返信削除蔵の事を心配して下さってありがとうございます(^v^)
もうすぐ今年の新酒が誕生しますが、出来はかなり良さそうです!
日本にお戻りの際は、ぜひ飲んでみてください☆☆☆
くれぐれも健康にご留意のうえ、海外でのご活躍をお祈りしております(^O^)/
検査機器の紹介もしたほうがさらに信憑性が増します。
返信削除☆種蒔きistさん
返信削除ご意見ありがとうございます<(_ _)>
詳しくは同位体研究所さんのホームページを見て頂きとして・・・
http://www.radio-isotope.jp/tech/tech_equipment.html
そこからの引用では、
ゲルマニウム半導体γ線スペクトロメトリー (γ線の個別の核種を高精度に特定・定量が可能な、精密分析装置)
CANBERRA GC2020/SEIKO-EG&G SEG-EMS(GEM 20-70) 現在国内では2種類のゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリーが使用されています。 フランス・アレバグループのキャンベラ社とセイコーEG&G(検出器はORTEC社)が装置を供給しています。 ゲルマニウム半導体検出器は、極低温で作動する為、液体窒素(又は電気冷却装置)が充填された容器内に検出器が組み込まれています。 この検出器が厚さ10cmの鉛の遮蔽体の中にセットされており、装置の重量は1トンを超えます。 このため装置を設置する場所にも制約があります。
ゲルマニウム半導体検出器は、微弱な装置周辺の放射能も検出する為、設置については、十分な配慮が必要です。 周辺からの放射線が十分に低いほど、良好な測定結果が得られます。 この装置では、測定対象の検体を鉛容器内にセットし、一定の時間測定を行い、その結果を解析します。 ここの核種毎のエネルギースペクトルを精度良く測定しますから、個々の核種の特定、定量が可能です。 ただし、検出限界は、装置の設定状況や、測定時間により変動する為、測定にはより長時間が必要となります。
また測定対象の検体については、2Lの測定容器に詰めて測定する方法、100g程度の小型容器に詰めて測定する方法、小型のタッパウエアを用いる方法など、いくつかの測定方法があります。 測定対象の検体の放射能量に合わせて適切な測定容器・測定時間の設定が効率的な測定には不可欠です。
同位体研究所では、CANBERRA社のGC2020を主体に、SEIKO EG&G社のSEG-EMSを合わせて用いています。 それぞれの装置については、短時間(20分)測定用、標準測定用(30分)長時間確定用(200分以上)などと装置によって目的に応じて測定形態を分け、効率的な測定を行っています。
となっております。