2011年9月26日月曜日

300年間ありがとうございます<(_ _)>

ご報告が遅くなりましたが、

先日無事に「仁井田本家 創業300年感謝祭」を行いました!


東日本大震災の影響もあり、あまり派手でなく、地元のホテルで、
300年の間にお世話になった方々を代表しておよそ140名様の皆さまへ、
社員全員で感謝・感謝<(_ _)>

☆夢であった「全量自然米・全量純米の酒蔵」になれた事、

☆幸いなことに田村町は放射能の汚染がとても少なく、
  田んぼも仕込水も無事であった事、

☆自社田以外の自然米契約農家の皆さんの田んぼも、
  おそらく玄米から放射能は検出されないであろう事、

などをご報告させて頂きました。


300年もの長い間、酒造りを続けてこられたのは、それぞれの時代の当主が、

「自分が何をしたら、何を残してあげられたら次代の人達が力を発揮できるのか」

を考え続けてきたからだと思います。



祖父「16代穏貞・やすさだ」は、郡山市との合併が実現する直前の、最後の守山町長として田村の自然と人を守り、今も現役の仕込水として使われている「水抜きの湧水」を蔵に引きました。(画像は祖父が書いた“信用第一”)



父「17代穏光・やすみつ」は、仁井田本家の心臓部である仕込み蔵の「鳳蔵」を建て、金寳自然酒という宝物を残してくれました。(父は“約束を守る”と書きました)




私「18代穏彦・やすひこ」は元気な田んぼを残してあげたいと思います!
(私の書は・・・そのうち書きます(^_-)-☆)

農薬や化学肥料を一切使わない、土の力がみなぎっている「自然田」を1枚でも多く残してあげるために「日本の田んぼを守る酒蔵」を目指し、自然米だけを使い、純米酒だけを醸す蔵になる事が出来ました(^v^)

気の長い話になりますが、19代目か20代目か?
はたまた創業400年を迎えるころになるのかは分かりませんが・・・

いつか田村の田んぼが全て自然田になっていることを夢見て、これからも全力で頑張ってまいりますので、

変わらぬご愛顧を、心よりお願い申し上げます<(_ _)>













2 件のコメント:

  1.  先日は創業300年の感謝祭にお招きいただきありがとうございました。

     あらためて仁井田本家様の歴史ある社風がうかがえまして感銘を受けました。『田んぼを守る酒蔵』と社長がおっしゃっている意味が少しは理解出来ました。
     また400年の感謝祭もお招きいただけるように自然酒(長命之一滴)を飲んで長生きしたいと思います。


     追伸、当日は楽しすぎて朝4時の帰宅でした(>_<)

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  2. ☆匿名さん
    先日は感謝祭にお出でいただいたとの事、本当にありがとうございました<(_ _)>

    おかげ様で、300年の節目の年に皆さまと居合わせたラッキーに感謝しつつ、あわよくば400年の感謝祭にも・・・

    いかに自然酒が「長命之一滴」でもさすがにそれは難しいかな(^_-)-☆

    どこまで行けるかわかりませんが、お互い健康第一で、これからもお酒が呑める幸せを噛み締めつつ頑張りましょう!

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